「56歳、これから20年くらい、どうしようかな? 会社員はちょっと、もうムリかも、できれば楽しく過ごしたいなあ」と考え、3末で会社を去りました。
一人で、それなりに楽しめて、マイペースでできる仕事、10年とか20年先までの生活を考えると
「いままでと違った感じの生活や仕事にしたいな!」
「個人投資家もやりたかったよ!」という感じ。
わりと充実してた会社生活
30年以上に及ぶ会社生活は、それなりに自分の望む仕事をやりつつ、きちんと稼いで生活を成り立たせる要件を果たす日々。
定時を守り、上司に従い、安定したキャッシュフローを得る日々、楽しい同僚にもそれなりに恵まれ、正直、今までの会社生活に不満はないんですよ(実際はあったと思うが、すっかり忘れている)。
山一證券、クオンツ、トレーダー、ファンドマネージャー、いろんな会社で、それなりに刺激もあったし、面白い連中ともたくさん仕事できたし、企業じゃないとできない仕事ばかりしてきた気がする。
でもこれから先もそれで良いかは全然べつ
50過ぎると、プレーヤーとしては年齢差別的な扱いも出てくるし、マネージャーになれば、役員などのオールド軍団との付き合いもあり、とたんに我慢・妥協系の現実色が強くなってくるんですよね。
子供も自立してるし、わりと地味な生活してきたので、稼がなきゃってよりは、人生の残りも楽しくいたいと思い「ハイ会社員終了!」ってことになったわけなんです。
人って、必要以上にガマンしてしまうところがありますよね。僕は最初は我慢しようと思っても結局できなくて、こうなっちゃうわけです。でも時系列分析すると、結果オーライで後悔なしなんですよね。
IT企業にしたきっかけはジムで交わした会話
健康が第一ということで、毎日ジム通いを続けています。会社通いしてたときは、おもに夕方に行ってたんですが、いろんな時間を試すようになって、昼、トレーニングのあとの、インストラクターとした短い会話がIT企業に決めたきっかけなんです。
「今日はお休みですか?」なんて聞いてくるので、「僕、自営なんで仕事の切れ目にきたんですよ。」って話したら興味ありそうに「どんなお仕事されてるんですか?」なんて聞くので、「正確に言うと、会社やろうと思って準備中なんです」って言ったわけです。
「どんな感じの会社とか聞いてもいいですか?」てまたまた聞かれて、反射的に出たのが「ITです!」って言葉で、実はそれで決めたんです。
言ってみて、あとで考えたらそれなりに納得、見つけたって感じ
言ったあと、自分の中に、やけにしっくり感があったんですよ。その後「すごーい」って予想外に受けてたことも、より後押ししたかもしれません。よく考えたら、1年くらいゆっくり準備したらそんなにムリしてる感ないし、駄目でも失うものもないしって感じですね。
程度の差はあるものの、最悪2年もやってりゃ、稼いでないほうがおかしくないか?って感じですね。社員たくさん雇うわけじゃないですしね。
感性で決めて、あとづけするのが、理由であった。
ということで、あとづけ理由
- 響きがカッコイイし、一人でもできる
- クオンツの仕事をしてたので、もともとシステムはそれなりに得意
- ITは範囲が広い分、いろいろな選択肢がある、わりと好き
といっても、自分がイヤな事やそれなりのリスクを自覚することも大事
簡単に言うと
- 時間を自分で調整できて、裁量がきく仕事、場所を選ばない仕事
- たくさんの時間、やってもイヤにならない仕事
- 駄目でも、そんなにこまったことにならない仕事
まとめ
やりたいことは、あっけなく決まる
しっくり感がすべてでした。