56歳、会社をやめたら、楽しいと思ったけど、困ったことが多かった!

Life

「会社からはなれると、自由な時間が増えて楽しい?」と思ったら、時はたち、あまりそうでもない状態に!これって「自由な時間に囲まれるストレス?」でも希望は見えてきたという話です。

会社にいるときに、それなりに感じていた、いろいろなストレス、辞めたあとには、そんなことがすっかりなくなり、ぱーっと開けた世界に行けると期待していました。

最初はかなり快適

会社から離れるというのはそれ自体がかなり大きなイベント、なんせ30年以上にわたって、やりたい仕事をある程度はやりながらも、半分以上は生活のために働いてきたのです。

普通に考えて、生活のために働かない、自由な生活って楽しそうに思えますよね。だって普通、働くことにある程度のストレスを持ってるもんですから。

会社時代に思ったのは、「時間があればこんなことや、あんなこともしたい」って事で、「やめたらそれやればいいでしょ」って思ってたんですよね。もちろん、それでやってみましたよ。

とりあえず、これやろうと思ったこと

  1. 早朝と、夕方にゆっくり景色の良い場所を散歩
  2. 知識欲を満たすための、情報収集、読書・ネットの情報取得
  3. これから20年に備えて人生を楽しくするような準備を行う

で満足できるんだなって勝手に思ってました。地味ですいません。

散歩はそのときの気分でやれば良かった

まず①の散歩については、そのまま、気持ちよく実行してたんですが、毎日やるとそれなりに飽きてくるし、朝の時間って一日の中で、最も頭がクリアな時間なんですよね。

というわけで、結局、散歩よりもデスク前の頭脳作業を優先させるようになってしまいました。

あと夏は一日中暑かったりするので、散歩しなくなってしまいます。真夏の散歩は気持ち良さまったくなし、というか、どちらかと言うと苦痛なんですよね。

最終的には、行きたくなったときに、行けばいいでしょっていう位置づけ。よく考えると、会社にいても、いつでも実践できたなあって感じ。

情報は、詰め込むと忘れるし、意外にもアウトプットがネック

②の情報については、自分は知識欲がかなり強いほうだから、たくさん情報に接すれば、かなり楽しいと、勝手に思っていたわけですが、、、

有料情報サイトの登録とか、Kindleで良さそうな本を沢山買って読んだりとか、してたんですが、会社にいたときのように、同僚との会話などでアウトプットする機会がなくなったりで、予想以上に忘れてしまうんです。

意外と、自分が知ったことを大げさに人に話すほうが好きだったのかも?って思ったりして。

なので、途中から繰り返し読みたくなりそうな本に絞って購入する方針に変えたり、結局、アウトプットが満足に大きく関係してそうなことに気づいたので、発信と組み合わせることも考えるきっけかになりました。

ネット系の情報も、最初は面白そうと思って選択しても、思ったほど情報価値が得られないなって感じ。情熱に対する感度をもっとレベルアップしなきゃいけないっていう課題を感じたりです。

この点は、ちょっと中期的な課題を残しました。

やはりこれからの20年が大問題と思ったけど、挫折、そして方向転換

頑張ってやってたら、仕事みたいになって疲れてきた

違うブログ記事に書いてあるんですが、とりあえず、ITの会社を作る方向で人生を組み立てることに決めました。そうと決まればやるっきゃないと思い、集中して作業することに!

とりあえずその道の専門家っぽくなろうと思って、最初はWeb系システムに関する書籍を沢山買うと同時に、Udemyっていうオンライン講座も購入して、本と動画で学んで行きました。

本を読んで実際に手を動かしたりすると、たぶん、1冊につき5〜10時間くらいはかかるし、それを10冊くらいはやって、Udemyの講座も20〜30時間くらいのものを5つとか、6つとか買ったりしました。

気がつくとそれなりに時間を費やして、理解していったと思うんですよね。でも、1ヶ月とか、しばらくぶりに、また振り返ってみると、すっかりやった事を忘れていたりするわけです。そこのショックってかなりでかいんですよ。

サラリーマン生活の時みたいに、短期集中で、いろいろなスキルを一気に身につけるアプローチをとってしまっていたわけですが、いろいろと自分の能力がついていかないことに打ちのめされたってわけです。

記憶力や体力の問題とか、若いときと同じ用にやっててもよくないなあという実感もあります。

楽しくないと続かないし、作業自体、楽しめないとダメだわ!

よくよく考えると、会社をはなれたのって、人生を良くするため

これからは「目標に近づいたら楽しくなる」って感じじゃなくて、「続けること自体が楽しい」ってしないと、会社勤め時代とQuality Of Lifeは変わらないって結論に達したしだいです。

言いかえると「効率より興味」、「達成より継続」って感じ、これについては、見つけたって実感はあったんですが、実際にそうするのって、ほんとうに難しいんですよ。

結局、そういうふうに持ってくの自体がかなりのスキルだって、気づいたのです。

まず、最初に工夫したのは、家の環境を良くすること、やったことは

  • 卓上観葉植物やアロマをたく・・ リラックスして作業できる?
  • リラックスサウンド・・音のいいスピーカーを買って、森の音や波の音を聞きながら作業
  • 机のまわりをキレイに・・作業集中できるように

という感じなんですが、居心地良くした分、家に長くいるようになって、だんだん気分が滅入るような感じになってしまったのです。

家に長くいることで、生活が逆に単調化しすぎて、退屈度がましちゃった感じ。これ続けると鬱になりそう!たぶんこれって、実際にやってみないとわからないことだと思うんですよね。

いろいろ考えて、ライフスタイルの見直し!

いろいろ考えて、メンタルを健全に保つためには、生活にランダム性というか、風を吹かすというか、変化をつけたほうが良いような気がして、更に試行錯誤です。

まずカフェの行き方を工夫

それまでは、毎日、朝の7時に空いてるスタバに行く生活だったのですが、散歩と同様にだんだん飽きてきて、これこそ会社勤め的だなと。「規則正しいなかにも、ランダムな部分を入れきゃ」って考え直しました。

なので、朝の9時、午後2時、夕方とかいろんな時間に行ってみて、結局、朝の早い時間は集中しなきゃできないものを家で、9時すぎには気分転換を兼ねてカフェに行って、それまでとは違う作業するという流れを作ったのです。

つまり、朝はプログラミングとかシステム、カフェでは将来のアウトプットを見据えて、文章を書いてみるとかですね。これ、自分にとっては結構いい組み合わせになってます。

副作用として良かったこともあって、カフェの時間を9時すぎにしたら、あいてるお店が沢山あって、気分でコメダ、ミスド、ドトール、その他のカフェにも日替わりで行くなど、一気に自由度が広がったこと。

甘いの食べたいなと思ったらミスドのモーニングでドーナツとコーヒー、少しお腹すいたなあと思ったらコメダのモーニングで焼き立てトーストとあんこのセット、スタバの音楽聞き飽きたなと思ったら、ドトールのカウンター席、人のいないとこで落ち着きたいときは、ホテルチョコレートとか、、

だいぶ変化のある生活っぽく見えませんか? このカフェスタイル、だいぶいいです。と感じてきたのもつい最近なんですけどね。

ジムもいろんな時間に行ってみて、結局、お昼に

僕の年齢ではちょっとした病気で死んじゃう人もわりといるから、自分の中では健康維持のためのスポーツって最重要問題なんですよ。それでほぼ毎日ジムに行ってるわけなんですが、問題はどういうふうに、生活に組み込むかって事。

ということで、ジムの時間もいろいろ変えて実験しましたよ。以前は夕方か夜に行ってました。

結果、昼ご飯前の運動が、わりとしっくりくるってことに落ち着きました。朝からずっとデスク作業してるんで、その後に体を動かすと、微妙に体がほぐれてく感じあるんですよね。

あと昼に疲れておくと、夜の段階で体に疲れがでて、睡眠にも良いみたいです。前より眠れてます。昼のシャワーも気分転換に良いですね。

ジムって言っても、運動20分、シャワー5分みたいに短時間、さらに家の近くなので、1時間以内に行って帰ってこれる感じ。ムリせず継続、ライフスタイルに取り込むことに成功したって感じ。

ただ、ここまでが、わりと長かったですね。きっと良くしようって思わないと、こんなに効率化できなかったんじゃないかな。

午後はフリータイム、無理せず、やれることだけやる!

ここまでは、昼までの話なんですが、午後の過ごし方にもかなり、自分のなかで葛藤があったんですよね。

午後はヤル気が出ない、いろいろ考えて・・

朝から集中して作業できてれば、何もしなくてもいいのかな?って思ったりしながらも、まだ会社の土台も決まってないわけだし、がんばったほうがいんじゃないの?でも、その時間けっこう疲れてヤル気なくなってるし、、

という感じですよ。午後はヤル気が極度になくなってしまうことが一番の悩み、それで作業が進まないと少しあせったりってこともあったり。

でも、それも会社員的だなと思い、いろいろ考えて午後はもう「フリータイムでいいや」っと居直りですね。

フリータイムなので、映画見に行ってもいいし、外出したっていいわけです。自分を責める要因はなくなりました。これ大事です。ただ外にいるほうが、生活にリズム感が出るなあと思い、基本はいろいろ行動することに。

意外な癒やし空間だった図書館

映画は月2回くらいで落ち着いて、外出は気候が良ければするし、意外と図書館でゆるく作業するって言うのが、居心地良くて習慣化してますね。

図書館は、MacBookAirを持ってWiFiが使えるPC作業ゾーンに行って、ゆるく作業するってパターン、図書館って広くて、空間がそれなりに広がってて、静かなんで、すごく落ち着いた気持ちで作業できるんですよね。

図書館だけに、本も沢山あるから、本棚にある本で、面白そうなのをピックアップして読んだりもします。でもわりと作業してる時間が多かったりなのかな?

もちろん気持ちはフリータイムなんで、図書館に行っても、眠くなったらそのまま机で眠ってしまうし、ぼーっと過ごすだけの時もあります。良い午後の過ごし方が出来上がってきたという感じ

残されているいろいろな課題

ここまでが、とりあえず対処してきた問題点だったりするわけですが、まだまだ課題は沢山あるのです。

その一つが友達問題、人と話す機会がかなりなくなってしまったので、「人付き合いは苦手」と自覚している自分でも、自分のライフスタイルにあった友達が欲しいと思うように。

会社でも学校でもそうだと思うんですが、友達って、そのときの生活スタイルにあった状態で、できてくもんだと思うんで、まず新しい生活スタイルを確立って感じでしょうか。

適度な発信を通じて、友達を作るのもありかもしれません。課題は多いです。気の合う友達欲しい!

まとめ 充実ライフスタイルの開発には情熱と時間が必要だった

頭の中だけで考えた居心地の良い世界、実際に実現したあとも居心地が良いかどうかは別問題です。やってみないとわからないことが多いのです!

まずやってみて、何が良くないのかを真剣に考えて、不器用に工夫してみることの連続ですね。終わりがあるんだか、ないんだかっ。でもやってなかったよりずっといいとは感じています。

まあ、簡単にはいかないけど、人生を良くしたいと思って、行動してれば、どうにかなるっしょ。がんばりますって話でした。