3月でトレーダーとしての契約が終わりました、56歳の失業者です。次に何をするかという決断になるわけですが、金融業界で30年以上働いて、それなりにやりたい仕事はできたものの、これから30年もそれをやり続けたいかと言えばノーなんですよね。
何がやりたいかわからないけど、「やる気」が持てることを!
うまく言えませんが、わくわくできそうな新しいことをしたいんですよね。かと言ってすごくやりたいことがあるわけでもなく、現実的にはやりたくないことから逆算して決める感じになりますね。
同年代の人だと、早期退職とかリタイヤとかして、同じように考えてる人が多いと思うんですよね。僕たちの年代になるときっと「やる気」を持てるって事がすごく大事なんですよね。
やる気は、自分にとっても人生を楽しくする大きなファクターなんで、当面「わくわくできそうなことを実際に行動しながら探す」ことになります。もしも探せたなら、それだけでめっけもんです。
で、やる気、やる事の前に、ネガティブサイドの洗い出しです。
やりたくないこと、避けたいこと
- いままでと同じ生活、会社勤め
混んだ電車とか、上司への報告とか、マネージャーになって部下に指示を出すとか、評価したり、されたりは、できれば避けたいんです。単に気持ちが萎えるから。 - たえず緊張したり、時間を多く束縛される仕事
株のトレーダーを長年やってました。常に情報を追いかける仕事って、好きじゃないと本当にリラックスできないんです。若いときはそれが楽しかったわけですが、これから先はノーサンキューなんです。 - お金がなくて困る生活
貯金の残高を気にしながら生活するのは、精神的に自由じゃないんで、収入がない生活は嫌なんです。地味に30年以上働いてきたんで、当面は大丈夫としても、プチ無駄使いできる、わりと無駄使いできる、すごい無駄使いできるくらいにグレードアップしたい。目指すのは勝手ですから。
って感じです。単純ですよね、ただぶっちゃけ僕と似たような人多いと思うんですよね。
そしてここからはポジティブサイドの話になります。
興味がある程度あって、自分にやれそうなことを探す
- システム系の仕事
クオンツでたくさんシステムを組んできたので、やればある程度はできるはず、アルゴリズムも好きだし、新しい言語にも興味があるんで、悪くない選択かと。ジャンルは新しいテクノロジーやサービスが絶えず登場するネット系システムって決めてます。まだシロウトですが普通に興味あるんです。 - コンテンツ作成
Youtubeを1年くらいやって、コンテンツ作成の楽しさみたいなものは経験できました。気のせいかもしれないけど、経験したことを正しくコンテンツ化して発信できれば、それなりに需要があると思ったんです。この分野は楽しみを自分で見つけられて、長く続けることができればどうにかなるって思ってます。 - 個人投資家
仕事ではトレーダーとして短期的な収益ばかり追っかけてきたので、好きな会社を探して買い持ちにする投資がしたかったんですよね。これから先、新しいテクノロジーで成長する会社が沢山でてくると確信してますし、感度を高めるためにも、IT系の仕事だと思ってるんですよね。
という感じです。仕事としては①と②のあわせ技が現実的かなと、つまり「ネット系の企業を作る」です。
ただ本質的に大きな課題は「これから先の30年」なんです。収入という形で早く実績がでるにこしたことはないけど、数年かけて形にするくらいの覚悟です。
いろいろ失敗もしながら、人生が楽しめればいいと思うんですよね。IT系は初期投資にそんなにお金がかからないから、成功するまで失敗するっていう方針でいんですよ。
だからこそ、やる気が大事になるわけです。
そして、2ヶ月くらいやってみて感じていること
当面、ネガティブな側面についてはある程度解消しているので、どうやって起動に乗せるかが課題です。
ただ実感として感じたことは
- 普通に収入はゼロになる、会社員は働かなくてもきちんと給料がもらえるところが凄いと実感します。
- 人と会話する回数が極度に減ります。オンラインサロンでも入ろうかな?
- 時間があるのはいいけど、その分、自己管理能力が必要、ただ慣れだと思います。
- 休日とか関係なくなるので、いつ休んでいいのかわからなかったりします。
という感じなんですが、これだけでも雇われ会社員とはかなり勝手が違うことがわかると思います。
そういった面も含めて楽しんでいけるかが、コツなんでしょうね。中・長期戦と捉えてマイペースでやってきますよ。
まとめ
○ これからの30年を充実させるために、先手を打つ
○ やりたいことでなく、やりたくないことから逆算して決める
○ 自分に都合の良さそうな未来を目標にする
○ 会社員とは全く勝手が違うし、たぶん慣れるまで時間がかかるので、皆にはオススメできません。
という感じです。起業までの道のりは、自分のチャレンジ日記として残しておきたいので、シリーズとして記事を書いていきます。
誰かの参考になると良いです。